クイズ1_問題編

問題編

クイズを出します。


Aさんは、ある重要書類をBさんに届けたい。
この書類はきわめて重要なもので、他人に読まれてはならない。

さて、AさんのいるA地点からBさんのいるB地点までの間は非常に治安が悪い。盗賊がウヨウヨしている。
そのため、送る手段は「郵送」のみである。

郵送でしか送れない

郵送する際、書類をそのまま送れば盗賊や配達員に読まれてしまう。

そこで、図のように「カバン」に書類を入れ、「カバンに錠をつけ」、「カギをかける」ことで読まれることを防ぐことができる。
これ以外の方法を用いることはできない。

鞄に書類を入れて錠をかける


さてこのような状況で、書類をBさん以外の者に読ませず、安全にBさんのところへ送り届けるにはどうしたら良いだろうか。



「どっぱはバカか、カギをかけて送ればいいじゃないか」
と思ったあなた、それは少し早とちりをしている。

錠をつけてカギをかけたのは良い。そのカバンは安全にBさんのところに届く。

がしかし、カギはどうしよう?カギがなければBさんはカバンを開けることができない。盗賊も読めないが、Bさんも読めない。困った。


「ではカギをカバンといっしょに送ろうか?」
カギをカバンといっしょに送ればそれは盗賊の手に渡り、カバンが開けられ読まれてしまう。

鍵との同時送信は不可能

さあどうしようか。


「わかった。錠のついたカバンを先に送って、その後でカギを送ればよい」
こう考えたあなたは、なかなか良く考えている。

しかし、ここで一つルールを追加する。

(*)「盗賊は郵送されている物品のコピー(クローン)を作ることができる」

つまり先にカバンを送れば、Bさんにはきちんと届く。
ただし、盗賊も全く同じカバンを持っているということである。

コピー作成が可能

この状況で後にカギを送れば、盗賊はコピーしたカバンを開けて読んでしまう。

ただし、カギがなければ盗賊もBさんも開けられない。


状況を整理する。

・AさんからBさんへ機密書類を届ける。
・Bさんに読ませることが目的で、他人が読んではならない。
・伝達手段は郵送のみ。何でも送れて、送ったものは相手に確実に届く。
・書類はそのまま送ると読まれてしまう。カバンに錠をつけ、カギをかければ開けられない。
・盗賊は郵送で送っている物品のコピーを作ることができる。


さあこのような状況で、どうすればBさんに書類を届け、読ませることができるだろうか。
おっと、

・カバンに錠はいくつでも付けられる。

を付け加えておこう。

あと、この問題の模範解答はいわゆる「ルールに沿った感動的な解答」であり、「きたない解答」ではない。つまり、

「ヘリコプターでAさんがBさんまで届ける、楽勝じゃ」

なんてのはハナっからダメである。


さあどうしようか。

解答はこちらです
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